泡立つ夜半

芹沢きりこ

泡立つ夜半3(1)

11.18出演者紹介です。

 

 

オキタユウキ(été)

 

消え入りそうな透明な美しさに憧れていたけれど、脈打つ体温や刹那的な感情だとかをなんて儚いんだろうと思うようになりました。

été にはそういう儚さを感じます。
儚くて、眩しくて、泣いてしまう。


弱さを抱きながら、目を逸らさずに日々を見つめることの強さを思います。

切なさややるせなさが擦り切れるほど鳴っていて、目を細める。喉の奥が熱くなる。

 

インターネットでわたしの絵を見てくれている人のなかには、もしかしたらétéのMVを観て少し意外に思う人もいるかも知れません。

 

いつだって強く惹かれるものは感情が起点にあって、体温が通ってる。
わたしもそれを描いていきたい。

 

数少ない同い年でもあるのですが、自分と自分がいる場所のことをどこか俯瞰的に見ている感じがするのは世代もあるのかな。

オキタくんは寂しさの感度が近い人なんじゃないかと思っています。

 

触れてください。