泡立つ夜半

芹沢きりこ

泡立つ夜半3(2)

タチバナアキホ(niente.)

 

憧れから入ったものって、近くなって見える部分が増えるほど良くも悪くも形を変えていくと思うんです。
アキホさんは、距離感が変わっても憧れ続けさせてくれるひと。
真摯で、気さくで、美しいひとです。

 

10代のいちばん底だと思っていた時にniente.に出会って、どこか此処じゃない遠くへ飛ばしてくれる音楽だと思っていたけど、最近の曲たちには親しさも感じていて。
眠れない夜に何も言わずに一緒に起きていてくれるような。
出会った時からずっと優しい。
本当に綺麗なものがあることを思い出して安心します。

 

彼らの作品にアートワークとしてたくさんの絵を描かせてもらって、そこから色々な人に声をかけて頂くようになりましたが、始まりはアキホさんの弾き語り音源のジャケットでした。


今回初めての事がたくさんあって現在進行形であたふたしてるのですが、アキホさんがいてくれる事がとっても心強いです。